女性研究者支援室
(Support Office for Female Researchers in Hokkaido University)

 北海道大学では平成16年に策定した中期目標・中期計画の中で『男女共同参画社会基本法ならびに雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律』の精神に則り、ポジティブ・アクションを含めた総合的な施策を講ずる為の担当組織を設置するなど種々の取り組みを進めてきました。その流れの中で、女性研究者がさまざまなキャリアおよびライフステージにおいて将来の展望を持って研究に取り組める環境を整備し、研究・教育における人材の多様化・男女共同参画の実現を目指して、平成18年7月、女性研究者に特価した諸問題に対応した支援策の企画・立案・推進を行う『北海道大学女性研究者支援室』が開設されました。

 女性研究者支援室では、女性研究者ならびに研究者を目指す女性たちが、女子学生・大学院生・学術研究員・教員などの立場にかかわらず、その能力を発揮する機会、その能力・業績が正当に評価される機会を与え、女性が一人で悩むことなく、出産・育児・介護等の負荷がかかっても、必要な支援をうけながら男性と同様に自分の夢と可能性にチャレンジできるように、様々な支援活動を推進する体制を整えています。また、女子中高生の理系進路選択を支援するため、女子学生を中心とした『理系応援キャラバン隊』を結成し、中高生を対象とした理科の実験イベントを展開しています。

 また、北海道大学は、平成18年度文部科学省科学技術振興調整費女性研究者支援第一弾『女性研究者支援モデル育成』事業の採択機関として、女性研究者が研究を継続するための環境整備や意識改革などを進めてきました。続いて、平成21年度文部科学省科学技術振興調整費女性研究者支援第二弾『女性研究者養成システム改革加速』事業では、北海道大学が掲げる『輝け、女性研究者!根を張れ、花咲け、実を結べ@北大』が採択され、第一弾に続く環境整備・意識改革をさらに拡充しながら、女性だけを対象とする教員公募を行い、女性教員の増員・定着・活躍促進を図る『北大F3プロジェクト』を推進しています。

 女性研究者の活躍促進によって、大学全体の研究・教育を活性化させ、男性研究者も含めて適切なワークライフバランスを保ちつつ、北大が国際的競争力を持った独創的研究・教育の発信ステーションとなることを目指します。